1981年にMTVの放送が始まって以来、ポピュラーミュージックのリリースには、プロモーションビデオが伴うようになり、曲に初めて触れる機会がビデオというのもめずらしいことではなくなった。当然、ミュージシャンサイドもそれまでのような演奏シーンを流すだけでなく、ドラマ仕立てにしたり、特殊効果を多用したりで争うように様々なビデオを制作し、セールスに結びつけていった。それほどの影響力を持った(今はどうだか知らんが)MTVが最初にオンエアしたのがバグルスの「Video Killed The Radio Star」(ラジオスターの悲劇)
ところで、この流れをものともしなかったバンドがある。1986年、8年ぶりに発売されたボストンの「Amanda」はビデオクリップなしで全米No.1になり、この曲が収録されているアルバム「Third Stage」も同様にNo.1を獲得し、あっさり400万枚のセールスを記録。音楽的にはそれまでに出した2枚とまったく変わらず、誰が聴いてもボストンサウンド。当時、アメリカの切り札なんて言われていたけど、楽曲のみで堂々と音楽シーンの最前線へ帰還したのには驚いた。「Amanda」もライブの映像はあるけど、ここでは個人的に好きな曲の「Hitch A Ride」を。演奏うまいよ。








